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$151.00
品番:80470010000
英国発ブランドNigel Cabournの定番BDシャツ「British Officers Shirt-Vintage Oxford」
サスティナブルで頑丈さが売りのNigel Cabournが10年以上定番として作り続けているこの商品。
当時、Nigelもその知見の深さに敬意を払う日本サイドのチーフデザイナーが、ある日偶然見つけたフレンチワークウェアのヴィンテージのキャンバスパンツ、それを見たときふと「これをベースにシャツ生地を創れたらすごいものが創れ流のではないか?」と思い浮かびNigelに提案したことからスタートします。
もちろん、そのままリプロダクトしても頑丈なパンツ生地にしかなりません。
先ずは剛性を保ちつつ、シャツ地の厚さに落とし込むことから始め、幾度も重なる試織を経て、ヨコ糸に対して1/5のタテ糸を使用した特殊な織にするという絶妙な黄金比を発見することになります。
次に研究したのがヨコ糸でした。
しなやかで強い、そんなバランスを探して超長綿をベースとした特殊配合に行き着きました。
糸は撚れば撚る程強いけれど固くなります。
そこで固くなり過ぎないよう撚り係数まで調整する必要がありましたので、原料から探したのです。
その糸をさらに2本撚り合わせることで強くて真っ直ぐでしなやかな糸が完成しました。
一般的に生地を織る時にはものすごいスピードで織るため、意図にテンションをかけ、キレイに均一に織っていきます。
事故の起きにくい、効率の良い織り方です。
その真逆は手織りです。
ゆっくりと織るため、ふっくらと素材本来の風合いが活かされますが、その分時間と手間がとてもかかります。
その手織りの風合いにできるだけ近づけてふっくらとした風合いを活かしつつ且つリーズナブルプライスを実現する。
そんな矛盾する様なことを考え、織機指定から織りのスピード迄全識布工程で我儘に。
事故が起こるギリギリを見極める職人さんの知恵、経験、技術がすべて合体して為せる熟練の技です。
そうしてようやく、コットンの優しい風合い、超長綿の自然な光沢としなやかさ、そしてパンツ地のような耐久性が共存したベリー、ベリー、スペシャルな生地が織りあがりました。
縫製面でも特別に拘り、 織密度に合わせた糸番手と針数で懇切丁寧に縫い上げており、特に細かい仕事ですが大変重要なボタン付けにはこだわりました。
あえて糸が絡むように設計された、日本製のボタン付け専用ミシンを使用しました。
それで単に所定回数のボタン付け?・・・ではなく、途中でミシンを止め、1つのボタン付けに対して各2回ずつミシン通しの作業をしております。
使用しているのは天然貝ボタンですが、ミルスペックTYPE24/25を参考に割れにくい形状の仕上げのボタンを厳選しました。
そして製品にして為手発売した処、以来10年余も一切ののボタン欠け、欠落等のクレームは皆無でした。
当然我々社員自身も本当に酷使してみましたが、驚異的な耐久がありました。
製品検査期間による一般的な耐久テスト回数基準が10回〜15回のところ、同製品は3着のうち2着は100回の洗濯試験に耐え、縫製の破損、生地の擦り切れ、ボタン外れのいずれもない驚異的な結果を叩き出しました。
残り1着は75回目でボタン欠けが発生しましたが、その試験データを実質着用頻度期間換算すると、ボタン自体は2年半〜4年、その他はそれ以上の耐久性があることがわかりました。
また、それだけでなく、柔らかな着やすさは一層増しました。
長いご説明となりましたが、要はこれだけ拘り抜いた開発準備を経て完成した商品だからこそ、10年経っても色褪せないNigel Cabournの定番中の定番と呼べる逸品となったのです。
ぜひ、ご体感ください。
※本製品は継続商品の為、掲載品番とご購入商品の品番が異なる場合がございます。
予めご了承下さい。
COTTON 100%
MADE IN JAPAN
着丈:48/75.5cm, 50/77.5cm, 52/80cm
身幅:48/54.3cm, 50/56.7cm, 52/59.1cm
肩幅:48/44.4cm, 50/46.6cm, 52/48.3cm
袖丈:48/65.2cm, 50/66.4cm, 52/67.6cm
Nigel Cabournとは
ビンテージミリタリー、ワークウェア、アウトドアウェアの世界的に有名なコレクターでもあるイギリス人デザイナー、ナイジェル・ケーボンのコレクション。
30年以上かけて集めてきた4000点以上にも及ぶビンテージコレクションからインスパイアされた彼のコレクションは、時代を超えて新しいものへと生まれ変わります。
自らのデザインをナイジェル自身がイギリス生産(オーセンティックライン)と日本生産(メインライン)に振り分けている所が非常に特徴的です。
前者にはハリスツイードやベンタイルといった英国由来の素材を中心に使用し、マッキントッシュの工場やスコットランドのニット工場等で生産するアイテムを、そして後者には、日本でしか作れない独特の生地、実現できない染色や加工技術を活用したアイテムをという振り分けをすることで、どこにもないコレクションを生み出しています。